▽「まだまだ不慣れで未熟な私たちですが、一日も早く戦力になれるように…」いやー、実に謙虚なコメントだ。爽やかですよー今年の新入社員たち。「生まれ育った街に恩返しをします」とか、もうマジで素晴らしいっす。いいねー、Zな世代の若者たち。ただ、何か違和感が…そう、茶髪なんすよ。ほんの一部だけなんだけど。『多様性重視』の風潮がこんな形で出現したんすね。そして、そこに生まれる世代間ギャップ。「身だしなみをきちんとしなさい!」「オジさん、感覚古いっすよ」「な、生意気言うなぁ」「うわっ、怖っ」てね。ここで登場「不適切にもほどがある!」えーと、この場合はどっちが不適切?アップデートできてない昭和がアカンかぁ、間違ってない気もするけどなぁ…「格好つけてぇ、茶髪で入社式に出た男がいたんですよぉ」「なぁにぃ、やっちまったなぁ!」「男は黙って」「角刈りぃ!!」(クールポコ風)うーん、アップデートは必要ですね。
極楽の地でも、豪快な人生を。
▽誰がどう聞いても「それはアカン!」って一瞬で思う職業蔑視発言。なのに「誠に遺憾だ。どうしてそういう切り取り方をされるのか理解できない」と驚愕の逆ギレ&開き直り発言。敢えてプライドがそうさせているのか、そうであるならば、そんな下らないプライドなんか捨ててしまえばいいのに…静岡県知事殿、ご愁傷様です。そしてHG(○谷川岳)参議院議員殿もね。飛行機でCAさんにブチギレとかマジあり得んて。HG氏は30年ほど前、我々大学生の憧れ。よさこい創設者で時代の寵児。一度バイト先の飲食店で接客したけど、マジかっこよくて。物腰も柔らかく「こんな人になりたい」素直にそう思えた偉大なるHG氏。立場が人を変えたのか、もともとそういう気質だったのか…なんだかなぁぁぁ(開いた口が塞がらない阿藤快風)。 ▽十勝の『BIG BOSS』が天に召されました。12年前、前職時代に初めて帯広へ赴任。「外様に厳しい街」との前評判にただただ怯え震えていたこのアタクシを、圧倒的オーラと優しい笑顔で迎え入れてくれたボス。一瞬で帯広が「よそ者を優しく受け入れてくれるステキな街」に劇的変化。どんなペーペーの若造にも変わらず声をかけ、些細な戯言にも笑顔で耳を傾けてくれたボス。強面で毒は吐くけど嫌味はなく、その毒舌が心地よい癒やしの薬になっておりました。純粋十勝人でありながら、実は北見の街を誰よりも大切に思ったビッグボス。高いお酒は好まず、甲類焼酎にお気に入りのクマ笹エキスを数滴垂らして美味しそうに呑み干すあの笑顔、一生忘れませんから。豪快にして豪傑なお人柄、そして豪放磊落なその人生。全ての人の記憶に、貴方の存在は確かに刻まれました。享年79歳。極楽の世界で、次なる人生も豪快にお過ごしください。(喜)